前回書きましたが、テレビ朝日で放送中のドラマ「アスコーマーチ」にハマッています。
第1回目の放送で、武井咲ちゃん扮する 主人公「吉野 直」がすっころんで
棚にぶつかり、頭から機械オイルを浴びる。というシーンがありました。
そして先日、私にも同様のことが起きました。
曲げ加工に使っている機械のメンテナンスの為、大量の機械オイルを運搬・
備品を洗浄することになり
(頭からかぶったわけではありませんが)靴・ズボン・上着がオイルだらけになりました。
皆さん、オイルってどうやって落とすか知っていますか?
私も知らなかったのですが、「シンナー」や「灯油」なんかで落とすんです。
そう言えば、ドライクリーニングって昔は石油臭くなって返ってきました。
あれって、石油系溶剤をつかっているから、なんですよね。
シンナーは、樹脂から作られる溶剤らしく、塗料など油性のものを「溶かして薄める」ことができる物質なんですね。
(周知の事実かもしれませんが、普段使うことのない物質なので、忘れていました)
曲げ加工・機械のメンテナンスの為、オイルの入った箱やバケツをビニール手袋をしたまま
洗浄していたら、
いつの間にやらビニールが溶け、シンナーが手袋の中に浸入していたらしく
つけていたマニキュアが見事に溶けて無くなっていました。
ですので、話を戻すと、
アスコーマーチで、直ちゃんがオイルだらけになった次のシーンで
さっさとジャージに着替えて帰宅していたのですが、「無理!無理!」って思ってしまいました。
あれだけの、オイルを浴びておいて、おいそれとジャージに着替えるなんてこと
出来るわけがありません。
まぁ、工業高校ですから、「 とんでもなく油汚れを落とす洗剤 」が置いてあったのかもしれませんが
わたしの経験で行くと、あのシーンは「ドラマ」ならではないでしょうか。
ドラマでは、やはり描きれない「工業」の大変さを、もっと描いて欲しいなと思いました。