「曲げ加工」って本当は

初めまして、私は普段、経理などの事務を担当しています。

普段仕事をしていて感じること、それは「曲げ加工」を人に伝えることの難しさです。

いろいろな書類に、業種を書き込む欄があり「製造業」と書いておりますが、
毎回「製造業か?」と自問自答しながら書いています。

日本標準産業分類で、製造業は「新たな製品の製造加工を行う事業所であること」
となっているので、分類的には間違っていないのですが、
やっていることは「製造」ではなく「加工」なので、矛盾を感じてしまいます。

役所関係に出向いて業務内容を聞かれ「アール曲げ加工です」と答えると、必ずと言って良いほど先方様は「???」となってしまいます。

「それってどんなこと?」と聞かれ、例を挙げて答えるのですが「ふ~ん」と何やら腑に落ちないような顔をされてお終いです。

以前、「異業種交流会」に参加した時などは惨憺たるものでした。

一緒に行った友人が「ネイリスト」だったため、名刺も話題もそれなりで、いろいろな人と話が盛り上がっていたのですが、私一人が蚊帳の外。

「曲げ加工やってます!」って言っても、「アルミなんか曲げてます!」って言っても
皆さん「はぁ・・・」で、話がまったく続きません。

別に、仕事をもらいに行った訳ではなく、その場を楽しみたくて行っただけだったのですが、
結局、途中からは彼女のサポート役に回ることにしました。

「曲げ」って、本当は生活にとっても身近で密着している存在なのに、普段あまりにもその存在を
人に認識されていないんですね。

私自身「曲げ」に携わる仕事をしていながら、その重要性や奥深さをわかっていないから、
人に説明することが出来ないのかもしれません。
今後はもっと、熱く人に語れるよう勉強していきたいと思います。

 


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